DNSチェック

独自ドメインの接続前後に、A、CNAME、TXT、MXなどのDNSレコードが実際にどう返っているか確認します。

https://
よく使うレコード:

DNSレコードの基本

Aレコード

ホスト名をIPv4アドレスに向けます。ルートドメインで、公開先から固定IPアドレスを指定されたときによく使います。

CNAME

あるホスト名を別のホスト名へ向けます。wwwやサブドメイン、管理された公開先でよく使いますが、通常はゾーンのルートには設定できません。

MX

そのドメインのメールを受け取るメールサーバーを指定します。Webサイトが表示できても、MXの優先度や設定が違うと受信メールに影響します。

TXT

ドメイン確認、SPF、DKIM、DMARC などに使う文字列を置くレコードです。所有確認やメール認証でよく求められます。

AAAA

ホスト名をIPv6アドレスに向けます。IPv6での到達性を確認したいときに見ます。

NS

そのDNSゾーンを管理する権威ネームサーバーを示します。ドメイン管理会社やDNSサービスを切り替えた後の確認に使います。

よくあるDNS設定の例

Google Workspace

MXPriority: 1
Name: @
Value: ASPMX.L.GOOGLE.COM
MXPriority: 5
Name: @
Value: ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM
TXT
Name: @
Value: v=spf1 include:_spf.google.com ~all

Vercel

A
Name: @
Value: 76.76.21.21
CNAME
Name: www
Value: cname.vercel-dns.com

Netlify

A
Name: @
Value: 75.2.60.5
CNAME
Name: www
Value: yoursite.netlify.app

Microsoft 365

MXPriority: 0
Name: @
Value: example-com.mail.protection.outlook.com
CNAME
Name: autodiscover
Value: autodiscover.outlook.com
TXT
Name: @
Value: v=spf1 include:spf.protection.outlook.com -all

DNSエラーの見方

NXDOMAIN

ドメイン名が存在しない

問い合わせたホスト名がDNS上にありません。レコードが削除された、サブドメインを間違えた、まだ作成されていないといった原因が考えられます。

SERVFAIL

リゾルバが応答を完了できない

権威ネームサーバーの不調、DNSSECの問題、一時的な上流エラーなどで問い合わせが失敗しています。

REFUSED

問い合わせが拒否された

サーバー側のポリシーや再帰問い合わせの制限により、要求への応答が拒否されています。

NOERROR / empty

ドメインはあるがレコードがない

名前自体は存在しますが、指定したレコード種別が設定されていません。Aは返るのにTXT、MX、CNAMEが返らない場合によく見られます。

よくある質問

DNSを変更したのに古いレコードが見えるのはなぜですか?

多くの場合はキャッシュの期限です。以前の TTL が切れるまで再帰リゾルバが古い応答を保持し、ネットワークごとに更新のタイミングがずれることがあります。

SOAレコードとは何ですか?

Start of Authority の略で、ゾーンのシリアル番号、更新間隔、管理者情報など、DNSゾーンの基本情報を持つレコードです。

DNS over HTTPS とは何ですか?

従来の平文DNSではなく、HTTPS経由でDNS問い合わせを送る方式です。プライバシーを高め、改ざんされにくくする目的で使われます。

DNSが正しそうなのに独自ドメインがつながらないのはなぜですか?

DNSは公開設定の一部です。公開先でのドメイン確認、SSL証明書の発行、wwwとルートドメインの経路、リダイレクト設定、反映待ちも確認してください。

公開サイトにはA、AAAA、CNAMEのどれを使うべきですか?

利用する公開先が指定するレコード種別を使います。AとAAAAはIPアドレスを直接指し、CNAMEは公開先が管理する別のホスト名を指します。